やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

海外で就職するということ vol.2

海外での仕事探しには、
人材紹介会社を利用する以外にも方法は多数ある。



例えば、中国なら、
日本人向けのフリーペーパーもスゴく充実しており、
そこでも仕事を探す事が出来る。


上海だと、
主なものは以下の4誌。


・上海ジャピオン(北京なら北京ジャピオン)
http://shvoice.com

・Whenever上海(昔は上海ウォーカーでした)
http://whenever-online.com

・super city
http://www.chinasupercity.com

・コンシェルジュ
http://www.concierge.com.cn

それ以外にも、
日本語版イエローページや、
ポケットガイドのようなフリーペーパーは、
かなりの数が存在している。



そして、このフリーペーパーでの仕事も
現地に住む日本人の大事な仕事のひとつとなっている。


日本で職務経験のない(少ない)若い留学生たちの、
中国での初めての仕事として選ばれていることが多い。


この仕事を通じて、ビジネスを学び、言葉を学び、
その後、様々な形でキャリアアップしていくケースは多い。


上の雑誌の営業マンとして実績をあげ、
今は現地にある日本のIT企業の総経理をしている人もいる。



フリーペーパーの仕事以外にも、
職務経験が少なくても仕事に就きやすいのが、
不動産会社の営業の仕事だ。


例えば、上海だと10万人程度の日本人が住んでいると言われている。
彼らの賃貸マンション、それと日本企業のオフィスを紹介斡旋する仕事だ。
CHINTAIやピタットオフィス等の日系企業も参入している。



こういった、フリーペーパーや不動産の仕事は、
中国だけでなく、日本人の住む外国なら必ず存在する仕事である。


今、私が住んでいる台湾でも、
フリーペーパーが3誌、
不動産会社もかなりの数があり、
多くの日本人が働いている。


海外に行くきっかけが欲しいという人、
マスコミやメディアの仕事をしたい人、
経験を積みたい人にとっては、
いい選択肢になる可能性もあると思う。



上海ジャピオンの社長は、日本でIT企業を立ち上げたり、
中国でも日本の有名IT企業とジョイントベンチャーを立ち上げるなど、
かなり活躍されている方です。


Whenever上海の社長は、東大卒、MBA、
アメリカのマッキンゼーで働かれていたスゴい方だったりします。
上海では知らない人はいないくらいの有名人です。

決して待遇が良いとはいえませんが、
経験を積むことを優先する人には、
結構いい環境だと思います。



最近は、大学の留学生本科の掲示板にも
多数の就職情報が掲載されているようです。