やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

セカ就で始まった 海外での次のステップは 起業することだと思う。

Chikirinさんがツイッターで
拡散していたブログを再度読み返してみた。

新)4つの労働者階級

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100914


従来は縦に連続的につながっていた(1)から(4)の仕事は、
横に分断されはじめます。
(1)は(1)、(4)は(4)であり、
時間がたてば(4)の人もいつかは(1)になれる、
なんてことはもう起こらない時代になったのです。

将来的には、
この4つはいわゆる階級的に
「最初から分断されたポジション」として確定していく



日本も終身雇用制が崩れ、
人材の流動化が進んでいるが、
(3)や(4)の仕組み通りに働く人から、
(1)や(2)の仕組みを作る人への
ステップアップは困難になってくるのは
もはや間違いないでしょう。



元々、終身雇用制が存在しない海外で働くと
事態は更に顕著である。


(3)や(4)の仕組み通りに働く人は
一生仕組み通りに働くしかない。

出世や昇進もなければ、
給料が上がることもない。

いつでも取り替え可能な、
本当の歯車である。

そして、(1)や(2)の仕組みを作る人は、
最初から(1)や(2)の仕組みを作る仕事をしており、
益々、仕組みを作る仕事のスキルを上げていく。

完全な階級社会である。


そして、グローバル化が進むにつれて、
(3)や(4)仕組み通りに働く人の仕事は、
益々コストの安い所に流れて行く。


今後、ここで日本人が働き続けると、
完全なジリ貧となってしまうだろうし、
仕事そのものがなくなってしまう可能性が高い。


ましてや、(4)から
(3)、(2)、(1)へのキャリアアップは
もはや存在しないのである。


(1)、(2)仕組みを作る人の仕事は、
主に経営者としての仕事になるのだと思う。


経営者の仕事は、
(3)、(4)仕組み通りに働く仕事をしている限り、
一生経っても学べない。

だから、
(1)(2)の仕事は一生経っても、回ってこない。


私のように海外で働く外国人の仕事は
元々限られたものである。

こういう仕事も、
益々少なくなってくるだろう。

海外に出る人が増えれば、
その価値も下がって行くだろう。


だから、残された道は、
(1)の仕組みを作る人になることである。


(1)の仕組みを作る人にならない限り、
海外で仕事を続けていくことは難しくなるだろう。
日本においても、同じなのかもしれない。


そして、(1)の仕組みを作る人の仕事は、
誰からくれる可能性は少ない。
だから、自分で起業するしかないのだ。


セカ就で始まった
海外での次のステップは
起業することである。