やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

海外で就職するということ vol.1

僕は1年間の留学を終える頃、
現地の人材紹介会社を通じて仕事を探す事を始めた。


中国には、日系の人材紹介会社が多数あり、
求人数も他国と比べて圧倒的に多い。


現地に住む日本人が多いこと、
中国に進出する日本企業の数が多いことが主な理由だ。


今、邦人の数が最も多い海外の都市はニューヨークだと思うが、
近年、急増しているのが中国・上海だ。


中国の発展状況からすれば、
あと数年もすれば、追い抜くのではないかと思う。



今の中国における、
日本人の就職先は主に2種類に分類される。


ひとつは、中国に進出する日本企業だ。

そして、もうひとつは、
現地に住む日本人をターゲットにサービスを展開するローカル企業だ。

ローカル企業といっても、現地に住む日本人が経営している会社が主だ。
以前、企業から派遣されて中国に来て、帰任命令が出て、帰るのが嫌になって、
現地で起業したケースは結構多いのだ。


1つ目の中国に進出する日本企業への就職は、
過去は、メーカー、主に工場を持つ製造業中心の求人、
あるいは、商社の求人が多かった。


業種で言えば、
近年は、製造業が中国がら姿を消すようになり、
代わって、サービス業の求人が増加している。


この人材紹介業においても、
純粋な日本企業は、昔はパソナだけだった。
今は、リクルート、インテリジェンス、テンプスタッフ、JAC等等、
かなり多くの日本企業が進出して、サービスを提供している。


現地の日本人の就職を専門とした求職サイトまで存在する。
http://kamome.cn


職種だと、やはり営業職が圧倒的に多い。
現地の日本企業・日本人対応という仕事だ。


だから、営業経験があれば、仕事を探すことは難しくない。
最近だと、システム関連の仕事も増えてきている。



外国で留学、就職というと、相当ハードルが高いと思われるが、
現実には、日本と同じ方法で仕事を探すだけなのだ。


だから、セカ就って意外と簡単なのだ。