戦前の日本人のマナーがひどかった!?これじゃ今の中国と変わらない!
「昔はよかった」は本当か? 戦前の日本人のマナーがひどかった!
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131210/Davinci_003310.html?_p=1
現代は混雑するホームで列をつくって電車を静かに待つ日本人の姿に、
外国人から「さすが礼儀正しい」と称賛の声があがるが、
大正時代のその光景は“傍若無人の見本市”。
1919(大正8)年に発行された電車でのマナー向上のための小冊子には、
「無理無体に他を押しのけたり、衣服を裂いたり、怪我をさせたり、まことに見るに堪えない混乱状態を演ずるのが普通であります」とある。
こんな有様なのだから、電車が出発した後も車内はカオス。
現在のようにお年寄りや病気の人に席を譲るという習慣はなく、
先に座った者勝ちの状態。床には弁当の空き箱やミカンや柿の皮、
ビールや日本酒、牛乳、サイダーの瓶などが捨てられ、
ときには窓の外へ弁当箱やビール瓶などのゴミを投げ捨て、
線路の保安員が重傷を負う事件もあったという。
道徳心がなかったのは市井の人々だけではない。「天長節」という、
かつての天皇誕生日に行われた政府主催のパーティーでさえ、
出席者である国内外の“身分の高い人たち”によって、
食器やフォーク、スプーンなどが持ち去さられたのだ。
当時はこうした“窃盗行為”も、「日常的な光景」だったという。
これって、今の中国と同じではないか!
我々日本人は、中国人をマナー知らず、傍若無人と非難しているが、
以前は日本人である我々も同じだったってことですね・・。
なんか、日本人のプライドがズタズタ・・。
中国の新幹線のトイレで
トイレットペーパーや取手を持ち去る奴がいるとか、
飛行機で機内食の食器を持ち帰るとか、
中国人をバカにして笑うような記事を見たことがあるが、
我々も同じことをしていた訳だ・・。
そんな日本人が、あの悲惨な地震が起きたときですら、
あんなに冷静に対応できるように変貌したのだ。
そう考えると、中国人のマナーも
そのうち良くなるのではないかと思ってしまう。
たしかに、最近の中国人のマナーも、
10年前と比べれば、格段に良くなってきている。
平和になり、懐が暖かくなれば、みんな変わる。
マナーなんて、その程度のものなのではないだろうか。
日本では、「お・も・て・な・し」を海外輸出とか言っているが、
数年後には、マナーでも中国に負けるとき来るのではないだろうか。
「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える
- 作者: 大倉幸宏
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