やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

台湾と韓国、日本に対する“大きな違い”はどこからくるのか

台湾と韓国、日本に対する“大きな違い”はどこからくるのか―香港メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131110-00000014-xinhua-cn


この件は、
中国にいた当時から疑問に思っていたことで、
未だ、はっきりとした答えが分からずにいます。


私が中国で初めて働いたのも台湾企業で上司は台湾人でした。
そして、中国で知り合って結婚したのも台湾人。

台湾とは非常に縁があり、
台湾人と結婚して台湾に住むようになった者として、

香港メディアのいう

「国民政府が台湾に移った後、
共産党やロシアへの対抗に精力の大半を注いだため、
台湾では日本植民統治を批判する余力が残っておらず、
人々は徐々に歴史を忘れていった。」

という解釈は、そういう側面は一部分としてあるのでしょうが、
どうも、しっくりこないという感想です。


凛氏の

「台湾の場合は、第二次世界大戦後、
大陸から台湾にやってきた国民党という大陸の中国人の支配があまりにひどかったが故に、
それに対する当てこすりとして、
日本の植民地時代の方がよかったと言っているにすぎないという考えが一番しっくりきます」
http://blogos.com/article/73479/

このほうが、しっくりくる部分が多いのですが、
これだけでは説明がつかない部分がある気がします。


若い世代の人たちは、
その当時のことは知りませんし、
国民党政権下の台湾が、
子供達にこのように教育するとも思えません。


私は、上に加えて、
戦後に日本が急速に経済成長しGDP世界2位になり、
多くの日本メーカーが世界を席巻したことや、
他の国と比べて日本の環境が素晴らしいこと等への
純粋なリスペクトから来ているのではないかと思っています。


彼らは、特段、何の思い入れもなく、
イイものは良い、悪いものは悪いと純粋に判断するので、
韓国に押され、日本の影が薄くなっている状況が続けば、
段々と日本へのリスペクトも薄れていくのではないでしょうか。