やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

たしかに、大企業の研修は役立たなかった(実体験) に思うこと

たしかに、大企業の研修は役立たなかった(実体験)
http://blogos.com/article/73652/


ちきりんさんの「大企業のほうが成長できるとか完全にウソ – Chikirinの日記」
への反応がすごい。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20131113


あちこちで、ネタになっている。
その中で、一番分かりやすい解説があったのが
いけだはやとさんのブログだ。


・特に大企業の研修は、「その会社に長期間勤めること」が前提
・残りつづけていたら、研修したという経験・人脈は「役立っている」
・転職・独立したら、そうした資産は何の役にも立たない
・大企業の研修は「文化的な儀礼」
・「ビジネスパーソンとしての市場価値を高めるための訓練」ではない
・外の市場で戦いたいと考えている人にとっては、時間の無駄。
・リクルートは「美味しい」会社。



大企業の研修が役に立たないのは確か。
僕も、実体験として、そう感じている。


大企業の研修は、
「その会社に長期間勤めること」を前提とした「文化的な儀礼」。


でも、リクルートは美味しい会社であるとも。
リクルートも立派な大企業である。
年商1兆円の企業なんですから。


探せば、
こんな「美味しい」大企業もあるということか。

リクルートは、
僕が就職活動をしていた当時10数年前から、
就活生の中でも、他の会社とは違うという認識がすでに定着していた。


当時、大学で行われる企業の説明会で、
ダントツに目立っていた会社だった。


それは、リクルートが
長期間勤めることを前提としていないからだったのかと思う。
だから、求める人材も違うので、選考方法も違ってくる。


それを異質と感じていたのだろう。
当時の私は結構保守的な人間だったので・・。


リクルートは人材輩出会社として知られている。
リクルートから多くの起業家が産まれているのは周知の事実である。


そんなリクルートだからこそ、
ポータブルなスキルの習得を研修としているのではないだろうか。


リクルートに行けば、ポータブルなスキルが身に付く。
独立したら役に立つ人脈、知識が身に付く。
そして、独立できる。


これを売りにすることで、優秀な人材を獲得する。
リクルートのしたたかな戦略なのではないかと思う。


終身雇用が崩壊し、
人材の流動性が前提となっていく社会において、
リクルートの人事戦略は、
これからの時代の大企業のモデルケースとなるのではないだろうか。