やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

会社を辞めて中国留学 学習編 vol.4

留学生の恋愛事情


周りの日本人留学生を見ていると、
年齢は、25歳以下と30代に2分されていた。


大学生、卒業後すぐ、
或いは、1・2年以内で来ている留学生が一番多い。

卒業後に来ている留学生は、
就職難のあおりで仕事が見つからなかったり、
やりたい事がみつからなかったり、
理想の仕事に就けない、
などの理由で留学に来ていることが多かった。


30代の方も、
仕事が上手く行かなかったり、
何か新しい事を始めたい、
今の仕事に将来を見出せないなど、
キャリアチェンジのきっかけとして
留学を選んだ人が多いようだった。


僕も人生をリセットするために留学したわけだが、
他の多くも事情は同じようだった。



だから、皆でいるときは元気に振舞っているが、
一対一で身の上話を始めると、
結構重い話を始めたりするのだ。



留学とは言葉を勉強するための機会であるが、
実際には、自己を見つめ直す大事な機会になっている。


この1年で整理できた人は、すぐに帰って元の生活に戻る。
この1年間を引きずってしまった人、
答えが見つからなかった人は、更に留まる。


それから数年後、
皆、日本に帰って行く。


当時の同級生で今も中国にいるのは2・3人だけだ。
同級生が50人程度はいたので、非常に少ない。
それが、現実である。



そんな精神的に不安定な生活を送っているものだから、
現地で生まれる恋も結構多い。


日本人同士はさておくとして、
日本人女性は、なぜか、韓国人男性が結ばれることが多い。
その反対はほとんどないのだが。


韓国社会は男尊女卑と言われるが、
恋愛の段階(アプローチ中は)は、女尊男卑だ。


もの凄く尽くして、
サプライズな演出をする。


韓国映画そのものだ。
寮の中を薔薇で埋め尽くすなんてことはザラだ。
校内放送を使う奴までいた。


精神的に拠り所のない中で、
あんな演出をされて求められたら、
落ちるのも無理はない。



ただし、
落ちたらその日から男尊女卑に戻るので、
長くは続かないようだが。