そもそも、40代、50代で 無理してスマホを使いこなす必要があるのだろうか。 ガラケーでもいいんじゃないか。
スマホをスマートに使いこなすのは(特に中年には)難しい
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20131127/p1
上のブログにも書かれているが、
目が悪くなった40代、50代の人たちに、
あの小さな画面での作業は無理があるのではないか。
彼らは、スマホが使えなくなって困るのだろうか。
彼らはスマホがなくても困ることはほとんどない気がする。
スマホを使いこなせば、今よりも快適になることもあるが、
彼も今の生活に困ってないし、
スマホを使いこなせないと仕事が無くなる訳でもない。
むしろ、あの小さな画面で作業をするが
面倒で不満に感じているに違いない。
暇つぶしのネタだって、
駅で週刊ポストを買って読めばいいだけだ。
本や雑誌が無くなる訳でもない。
ネットでの情報収集は、
PCでもできるわけで、
会社や自宅でPCを開けば事足りる。
40代、50代の人たちの感じる暇な時間と、
若者の感じる暇な時間は違う。
30分、1時間くらいの空き時間でなければ、
暇とさえ感じない。
シニア世代の人たちは、
10分程度の細切れの空き時間に、
わざわざスマホで何かを見る必要はないわけだ。
「暇つぶし」の意味が変わっている? - 細切れの暇な時間を埋めるサービス
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/54665485.html
シニアの人たちには、
シニアの人たちの生活圏、
マーケットが存在していてもいいのではないだろうか。
何も、無理して若者のように、
小さな画面を覗き込むようなことをする必要はない。
ほとんどのことは、ガラケーでもできるわけだし。
逆に、スマホの快適さを享受する若者には、
スマホを不便で面倒と感じるシニアの気持ちは理解できない。
理解ができても、スマホの快適さを享受する若者が、
わざわざ快適性を無視して、シニア向けの
サービスを考えたいとも思わないだろう。
スマホの普及によって、
スマホ世代とガラケー世代という二つの
マーケットに二分されていくのではないだろうか。
テクノロジーの恩恵を最大限に享受する世代と、
テクノロジーの恩恵をほどほどに享受する世代に。
高齢化が進み、定年退職年齢も引き上げられる。
医療が進歩し、寿命は更に伸びていく。
また、高齢者の多くは金銭的にも時間的にも余裕があるわけだし、
高齢者による高齢者向けのビジネスチャンスは結構あって、
今後更に拡大していくのではないだろうか。