やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

すごく当たり前だが、「誰と」働くかは仕事内容以上に重要だと改めて思った。

「誰と」働くかは仕事内容以上に重要だ - 脱社畜ブログ

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/01/16/204858


この「一緒に働く人」は、基本的には自分で選ぶことができない。
僕は、これが会社員の最大の弱点だと思っている。
運良くうまくやっていける人と一緒になれればよいが、
苦手なタイプの人と仕事をすることになると、非常に辛い。


僕は、この「誰と」働くかは、仕事の内容以上に重要だと思っている。
ちょうど自分が興味ある内容で、仕事自体は楽しんでできるものであったとしても、
嫌いな人間と一緒に仕事をするのは辛いものだ。
一方で、あまり興味がもてない仕事であっても、仲の良いチームで行えば、
楽しく仕事をこなせる場合も少なくない。

仕事内容は、実際の仕事を構成する要素のうちの三分の一ぐらいでしかないと思う。
「誰と」仕事をするかはものすごく重要だ。


これは、ちょうど飲み会と同じだと思っている。
飲み会は字面ではお酒を飲む会であるが、
美味いお酒と美味い料理だけでは、よい飲み会になるとは限らない。
いくらお酒と料理が美味しくても、一緒に飲む人が自分と気の合わない人だったら、
その飲み会は楽しくはならない。
一方で、料理は今ひとつ、酒も薄くて水みたいだったとしても、
一緒に飲む人が自分と気が合う人だったら、その飲み会は楽しくなりうる。

このように、飲み会の構成要素のうち「人間」が占める割合は大きい。



中国にいた頃に今の会社に誘ってくれた方と
久しぶりに台湾でお会いした。


誰にでも、話していて楽しい人、
フィーリングが会う人というのは存在すると思う。


そういう人とは、久しく会っていなくても、
一瞬にして時間を埋めることができるというか、
お互いの状況把握ができるのが早く、
話がすごくスムースに進む。


必ずしも、付き合いが長いとは限らない。
初対面から、ある程度そういう関係を築けたりする。


私と彼との関係もそのような感じだ。
会う機会も数ヶ月に1回と多くはなかったし、
一緒に仕事をした期間も半年もなく、かなり短い。


こういう人と一緒に仕事をできると、
前向きに楽しく仕事ができるようになる。
彼は、僕がそう思える数少ない知人の1人だ。


でも、現実の世界では、
皆が、こういう人と出会えるとは限りない。

出会えないことのほうが多いだろう。
だから、多くの人が職場の人間関係に悩むのだ。


私の知人の彼については、
他の共通の知人も同じような印象を持たれていたりする。


だから、偶然フィーリングが合うのではなくて、
彼が人間関係を築くのが上手いのだと思う。


こういうスキルを持ち合わせていれば、
職場での人間関係に悩むことも少なくなるし、
会社としても大事な人材を失わずに済むし、
多くの優秀な人材を惹き付け、
彼らのモチベーションを引き上げ、
仕事の効率までも上げてしまうだろう。


個人で仕事をするとなれば、
尚の事、こういうスキルが重要になってくる。


ソーシャルメディアが広まり、
個人がクローズアップされる時代になる中、
人間関係を築く能力は
非常に重要なスキルなのではないだろうか。