やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

「ハマる」には、 割り切ることが大事なのではないだろうか。    ホリエモン出所後初の書き下ろし「ゼロ」感想②

ホリエモン出所後初の書き下ろし「ゼロ」

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく


ハマること

https://cakes.mu/posts/3105


目標を設定、現状分析から戦略を立て実行に移す、
その実行の際のポイントは、ハマることだという。


「ハマる」ということについては、
ちきりんさんの日記にも以下のような記載がある。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130813


「何の分野であれ高い成果を上げるためには、一定期間、何かにハマる経験がめっちゃ重要な気がする」

仕事で大きな成果をあげてる人の中には、生活時間の大半(人生と言ってもいいほど)を仕事だけに投入してる人がたくさんいるよね。彼らは仕事が大好きで大好きで大好きでしかたないんです。

自分の研究分野で突拍子もないことに思い至る人の中にも、数年から数十年もの間、寝ても覚めてもそのことを考え続け、その間、衣食住やら人付き合いやらに関しては、文字通り“ほったらかし”にしてた人もいるでしょ。

ゲームやプログラムの分野で一流になる人も、それにハマったからこそ、今の地位があるという人が多そうだし、物書きになってる人の中には、食事時も片時もページから目を離さなかった、みたいな人もいるのでは?



目標を決め、分析をして戦略を考え、計画を立てる。
そして、計画が出来上がった時点で満足してしまう。
結果、実行に移すも長続きしない。


私は、何度か、こんな経験をしている。
高校受験と大学受験のときだ。


実行に移す時点で、
ほぼ、熱が冷めてしまっているのだ。


物事には、好き嫌いや向き不向きはあると思うが、
受験の当時、「ハマるというコツ」を知っていたら、
結果は変わっていたのかもしれない。


周りには、勉強ができて、
いい大学に入った友人も多くいたが、
きっと、彼らはハマっていたのだと思う。


では、何故僕はハマれなかったのだろう。
それは、雑念、誘惑に流されたからだ。


今は、インターネットが発達し、情報量も多くなり、
雑念や誘惑は増える一方だ。
益々、ハマりづらい環境になっていると思う。


そのような雑念の多い環境の中ででも
ハマることができるのは、
必要な情報のみを取捨選択できる能力が高い、
割り切りがいいということではないだろうか。


普通の人は、自分の決定にそこまで自信を持てない。
だから、雑念、他人の意見につられてしまう。


受験の時期など、過敏になって、
あれもこれもと手を出してしまいがちである。
結果的には、どれも中途半端になってしまう。


だからこそ、
自分の判断を信じ、割り切る、
そういう力が必要なのではないかと思う。


これは、企業の経営にもいえる。
ドラッカーのいうところの
「選択と集中」に繋がることである。

経営の哲学 (ドラッカー名言集)

経営の哲学 (ドラッカー名言集)



ただ、多くの経営者は周りの雑念に負け、
方針がブレていく。
そして、目標を見失って行く。

そういう人たちをたくさん見てきた。



僕が中国へ渡ってから、
言葉をマスターできたのも、
没頭できたからではないかと思う。


周りが帰国して行く中、
中国で生きて行くこと、
だから、
中国語をマスターすると決断をした。


そのとき僕は、
僕なりに割り切ったのだ。
日本での生活を諦めたのだ。


「ハマる」ためには、
割り切ることが大事なのではないだろうか。