やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

会社を辞めて中国留学 学習編 vol.5

そうこうしているうちに、
上期の授業は終わり、テストの季節がやってきた。
テストと言っても、学期末テストではない。
HSKと言われる中国語検定試験だ。



当時は、この試験で6級以上を取得できれば、
留学は成功だと言われていた。


※現在のHSKは新漢語水平考試(新HSK)と呼ばれ、
2010年にリニューアルされたものです。


日本企業が求める中国語ビジネスクラスは、
この6級が基準となっているのだ。
6級を取得できれば仕事が探しやすくなるというわけだ。


また、留学生が本科に入学する条件も6級であり、
皆が6級をひとつの目標として頑張っているのだ。


ちなみに、
本科へ入れば英語が卒業条件になるため、
かなり英語も話せるようになる。


もちろん語学以外も学べる。
日本の大学は、ほとんど勉強することなく卒業するが、
海外では、それでは卒業できない。


進学に悩んでいる人は、検討してみる価値があると思う。
僕が18歳の時にこの選択肢を知っていたら、
迷わずここへ来たと思う。


(その当時の僕は、古い時代の考え方に洗脳されていたので、
本当に選べたかは分からないが。)


今でも、日本人の語学力は世界的に低い。
ビジネスの国際化がこれだけ進んでいるにも関わらずだ。


相変わらず、日本語で話せ、日本語でレポートを出せ、
なんてことはを真顔で話すサラリーマンは多い。


だから、英語と中国語、
日本語の3カ国を話せれば、
かなり重宝される。


今の日本企業は、まだそんなレベルなのだ。



韓国人留学生がこれだけ多いことが、
中国ビジネスにおける韓国の人材の層の厚さになっている。

韓国企業の活躍を見れば明らかだ。