やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

海外には、臨場感が味わえる仕事が溢れている

海外で就職するということ vol.6

中国にいたころ、
帰任の辞令が出たが、中国に残りたいから
起業するという話をよく耳にした。


起業よりも中国に残りたい方が
理由として強い事が多かったような気がする。


中国の場合、
90年代後半からの目覚しい経済成長を目の当たりにし、
もっとここに居たいと思うのも無理はない。
日本の高度成長期をダブらせているのだろう。


それ以上に、中国の仕事の仕事のほうが肌に会う、
逆をいえば、日本の会社の仕事が嫌だからという理由で
辞めて中国に残る人も実は結構いるのだ。


通勤ラッシュの生活に戻るのが嫌なだけって
人も結構いますが・・。
(日本のサラリーマン生活はかなりストレスフルなようです。)


中国のビジネスの現場のほうが、
日本で仕事をするよりも楽しいという人は意外に多い。


発展途上国ならではの問題は日常茶飯事で、
思うように仕事が進まず、ストレスが溜まるのも事実だ。


なのに、中国の仕事が楽しいという。
毎日問題が発生する状況を楽しんでいるのだ。


日本では報告のための仕事など、
何の意味があるのか疑問に思う仕事が増えているのに対し、
日本では、ある程度の経験値やマニュアルに沿って物事を進めるが、
中国の現場ではそれが通用しないため、
自分達の力でゼロからイチを産み出さなければならない。


そんな環境で味わえる臨場感、
問題を解決したときの達成感や充実感が
ここに残りたいと思わせるのではないかと思う。


日本では、ベンチャー企業や
勢いのある企業、
個人事業主などを除いて、
こういう臨場感を味わえる機会が
減ってきているからなのかもしれません。


臨場感が味わえる仕事。
これも、海外で働く魅力のひとつではないかと思う。