やっぱり、海外で暮らしたい! 【海外生活10年突破】

語学留学、海外就職、国際結婚等、何の取り柄もない僕が外国で普通に暮せるようになるまでの10年の記録、そして、これからについて綴っています。

金持ちは更に金持ちに、 貧乏人は更に貧乏になる国、台湾

中国の不動産について、
「バブルだ、崩壊だ」
と言われて久しいですが、


今のところ、
北京や上海等の中核都市では値下がるどころか、
更に上がり続けています。


私が住む台北も状況は同じで、
不動産は上がり続けています。


もはや、
普通のサラリーマンが
台北市内でマンションを買うことは
絶対に不可能なところまで
高騰しています。


不動産価格の水準は、
既に、あの中国の上海を越えています。


近年、中国からの投資が増えてきているようで、
それが高騰の原因のひとつのようです。


このまま行くと、近いうちに、
香港と同じような状況になってしまうかもしれません。


香港の不動産は、中国人に買い漁られて高騰し、
もはや、地元の人たちには手の届かない状況になっています。


テレビのニュースで、
「今年は下がるだろう、下がりそうだ」
と、毎年言われているのですが、
言われ続けて10年、一度も下がっていません。



現在の台湾の銀行金利は1%とかなり低く、
一方、不動産は年7-8%上がり続けています。


金のある人からすれば、
相当割りのいい投資でしょう。


今の台湾の市場は、
彼ら不動産成金が牽引しており、
高額商品は飛ぶ様に売れる市場になっています。


台湾も不景気と言われて久しいのですが、
フェラーリやランボルギーニ等の高級車は、
毎年、販売台数が増え続けています。


一方で、
台湾の大卒初任給は3万NTD/月で、
20年前と変わっていないそうです。


不動産をはじめ、物価は相当上がっているのに、
給与は全然上がっていないのです。



金持ちは更に金持ちになり、
貧乏人は更に貧乏になる。

台湾も、日本と状況は変わらないようです。


家は日本より高い、
給料は日本より低い、
物価は同じくらいですから、
日本のサラリーマンよりも大変かもしれません。